寝癖は、寝ている間に寝相が原因でつくものだと思いがちですが、実は他にも原因があります。
濡れたまま長時間放置したり、濡れたまま寝るのはNGです。
多くは、水分が残った状態の髪の毛が乾燥する際に癖がつきます。
これを「水素結合」といいます。
水素結合とは・・・
分子結合の一種なんですが、髪が濡れている状態から乾く時に、だんだん髪の内部の分子が結合していきます。
だから寝ている間に折れていると、しっかりそのままの形になってしまうんです。
水素結合を直すには「水の力」
寝癖を直すためには、再び水素結合を解く必要があります。
一番てっとり早いのが、髪を濡らすこと。
寝癖の形で固まってしまった水素結合を、髪を濡らすことで解き、ドライヤーで乾かして、
曲がってしまった水素結合を真っ直ぐな結合へと変え、髪を真っ直ぐに整えます。
髪を濡らすときは、癖のある部分だけでなく、生え際からしっかりと濡らすのがポイントです!!
蒸しタオルで服濡れ防止&時間短縮!
大きめのフェイスタオルを水で濡らし、軽く絞って電子レンジで1分前後ほど温めると蒸しタオルの出来上がりです。
髪の生え際から、髪がしっとりするまで当てて、癖が真っ直ぐになるようにブラシを
使って乾かしましょう。
それでも直らないという人は、水が髪へ浸透する前に、急いで髪を乾かしてしまっている可能性があるので、髪を濡らして
もう少し時間を置いて乾かしてください。
宮嵜